自宅で不要になったブランド品を売りたい!
でも保管中に傷んでしまったり、使用中にうっかり汚してしまったり。そのような場合は諦めるしかない?
ブランド品に傷みや汚れがあった場合の対処法はあるのでしょうか?
このような場合も、ちゃんと対処法があるのです!
もちろん、どのブランドのどの品物にも同じ対処法が使える訳ではありません。
自分の持っているブランド品がどの素材でできているのかを知り、正しい対処法を行うことで、そのブランド品はよみがえるかもしれませんよ!!
ブランド品のお手入れ方法
一口にブランド品と言っても、その素材は様々です。
ここでは、一般的にバッグや財布等に使われる素材と、時計について解説致します。
本革
ブランドバッグや財布と言えば、本革製品ですよね!
使い込むほどに味が出て、大事にお手入れすると長持ちするのも魅力です。
しかし本革は水に弱く、お手入れが難しいという印象があるのではないでしょうか?
実際、本革はカビが生えやすい性質があり、また他の素材に比べて型崩れを起こしてしまいがちです。
そのようなことにならないよう、しまい込むのではなく、日々使用する、使用後は風通しの良いところで保管する、といったことが重要となります。
表面のほこりや汚れは、やわらかい乾いた布で拭きましょう。
もしもカビが生えてしまった場合は、無理にこすったりすると逆効果です。
表面のカビをブラシ等で軽く落とし、風通しの良いところで干します。奥に入り込んだカビは、素人の手には負えないものなので、査定時に相談しましょう。
合成皮革
ブランド品の中でも比較的手に入れやすい価格帯のものや、カジュアルラインに使われているのが合成皮革、そう思われている方も多いかもしれません。
しかし、ルイヴィトンのモノグラムやダミエなどは、実は合成皮革でできています。
合成皮革は比較的お手入れが簡単で、表面の汚れを落とすのもそれほど難しくないという特徴があります。
合成皮革の汚れは、水で濡らして固く絞った、やわらかい布が適しています。
水拭きで取れない汚れは、中性洗剤を薄めたものを使用しても良いのですが、その場合は十分に洗剤を拭き取りましょう。
どちらの場合もお手入れの後は、十分に乾燥させてくださいね。
キャンバス(帆布)
代表的なのがエルメスのキャンバストートです。
キャンバス素材は取り扱いが楽なうえ軽いため、トートバッグの素材として重宝されています。
お手入れも比較的簡単で水への耐性もあるため、目立つ汚れなどは中性洗剤を薄めたものを使用しても良いでしょう。
軽いほこり汚れや日常のケアは、乾いた状態でのブラッシング、目立つ汚れには中性洗剤を薄めて、少しずつブラッシングして汚れを浮かせます。
キャンバス素材はお手入れ時の水分の他、雨に濡れた場合、部屋の湿度が高い場合などにカビが生えることがあります。布地に生えたカビを除去することは困難なので、お手入れはプロに任せましょう。
あらかじめ相談の上、そのまま査定に出した方が良いでしょう。
時計
時計は長時間身に付けるものなので、大事に使用していても、どうしても汚れが付いてしまいがちです。
特に汗と皮脂の混ざった汚れが隙間に入り込んでしまうことが多く、お手入れの難しいものでもあります。
バンド部分が最も汚れが溜まりやすいので、重点的にお手入れしましょう。
バンドが皮革素材である場合は、やわらかい布で拭く程度のお手入れにとどめておいた方が無難です。
革は専用のクリーム等でお手入れするのが普通ですが、知識のないままやみくもにクリームを塗ってしまうと、シミになってしまうこともあります。
バンドが金属でできている場合は、水洗いが可能です。石けん水を用いて(決して文字盤にはかからないように注意しましょう!)優しく丁寧に洗います。
コマの間等隙間の部分は、メイク用の筆を使うと便利です。
硬い歯ブラシ等は金属に傷を付けてしまうこともあるので、向いていません。
また、取り外しの際にネジに傷が付いたりすることがあるため、パーツの取り外しには細心の注意が必要です。
キレイに掃除をしようとしたために傷を付けて、逆にブランド品の価値が下がってしまっては、本末転倒ですよね。
使用していない時計のほこりをお手入れするには、エアーブロアーが便利です。
隙間のほこりをエアーの力で吹き飛ばすので、傷も付かず安心です。
傷みや汚れのあるブランド品は買取不可?
ブランド品は、傷んでいたり汚れたりしていても買取で査定の対象となります。
もちろん傷みや汚れの程度によって査定結果は変わって来るので、日頃からのお手入れが重要なのは言うまでもないでしょう。
例えばファスナーが壊れていたり、持ち手が取れていたりして使用に差し障りのある状態でも、買取は可能なのです!このような状態のブランド品は、メーカー修理や、買取業者独自のメンテナンスによって再販可能な状態に生まれ変わります。
かなりの使用感等、メンテナンスの困難なものに比べると、持ち手が壊れていてもバッグそのものの状態が良い方が、高値の付く場合もあるのです。
まとめ
ブランド品が傷んだり汚れたりしている場合、人に譲る訳にも行かず、悩みますよね。
メーカー修理に出して、大事に使い続けるのも素敵ですが、不用品として手放すことに決めたときは、ここにある対処法を試してみてください。
いくつもある不用なブランド品が、意外と高値で買い取ってもらえた、なんてこともあるかもしれませんよ!